愛媛県、農業アイドルグループ、大本萌景の自殺の疑問点

  • 2018.10.14 Sunday
  • 10:25

愛媛県を拠点に活動する農業アイドルグループ「愛の葉Girls(えのはがーるず)」のメンバーだった大本萌景(おおともほのか)さん当時16歳が、2018年3月に自殺した。

 

自殺の原因は事務所のパワハラ

萌景さんが自殺したのは長時間労働や事務所のパワハラが原因として、遺族が元所属事務所などに対し、9200万円あまりの損害賠償を求め松山地裁に提訴することになった。

 

長時間労働や支払い報酬の額にも問題があるようなのだが、萌景さんはグループを脱退したかったというのは真実。「グループ脱退」に対して事務所側は違約金として「1億円払え」と言って、萌景さんを追い詰めたようだ。

 

労働基準法の「労働者」に該当しない

芸能人、アーティスト、スポーツ選手などは「芸能タレント通達」の条件に合致した内容の契約であれば、労働基準法が適用されないと考えられている。(労働問題弁護士ガイドより)

 

民法5条(未成年者の法律行為)

民法第5条において、「未成年者が法律行為をするには、法定代理人の同意を得なければならない。」という規定がある。一般的に未成年者の法定代理人は「親」とされる。

16歳の少女がアイドルグループの一員として法外な報酬で長時間労働を課せられ、脱退も思うようにならないことに16歳の少女だけでは対応が出来ないはず。少女が働くことに対して事務所との契約がどのように取り交わされたのか疑問のところだ。

 

保護者の同意は必要か

未成年者タレントが専属マネジメント契約をプロダクションと交わす場合、「芸能タレント通達」に定める「契約形態が雇用契約ではない」にしても、労働基準法には該当しなくとも、民法5条に照らし保護者の同意が必要になるはずである。(行政書士藤枝秀幸、著作権侵害を考えるを参照)

 

契約行為に問題はないのだろうか

プロダクション側は「芸能タレント通達」に準じた契約を取り交わしていると考えられる。では、民法に定める「未成年者の法律行為」による「親の同意」についてはどうなっていたのだろうか?

 

本人しかわからない自殺の原因

2015年の電通における女性新入社員の自殺など生活環境を苦にしたと思われる「自殺」事件が法廷で争われるケースが持ち上がっている。報道では過酷な労働条件など原告側の訴えが優先され、企業側は「ブラック企業」のレッテルを貼られる。

 

今回のケースでも、事務所側のパワハラ発言が萌景さんを追い詰めたことは否めないと思うが、行き場を失った彼女たちの心境を理解し、相談にのれる環境がなかったのではないだろうか。

 

離婚問題などで慰謝料を勝ち取れれば、多少は気分が晴れる場合もあるだろう。しかし、数千万円の損害賠償金を取ったところで、亡くなった人は還ってはこない。

 

過酷な労働条件といっても、人によって受け方が違う。当たり前と思う人、我慢する人、我慢できない人。

一人で悩み行き場を失う人たちが相談できうる、心のよりどころとなる環境を作ってあげる必要があるのではないだろうか。

 

流浪猫

 

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